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AIで動画まで作れる時代に?
最近アップデートされたClaude Opus 5.5ですが、以前のバージョンと比べてかなり進化していると感じています。
これまでもAIをコーディングに活用してきましたが、今ではその可能性がさらに広がっています。Blenderを使った3Dシーンの制作からアニメーション動画の生成まで、クリエイティブな作業にも活用できるようになってきました。
せっかくなので、実際に試してみることにしました。
今回は架空のテーマではなく、OSBRで実際に開発している2つのプロジェクトを使って、AIによる動画制作がどこまでできるのか検証してみました。
実験①:ClaudeだけでOSBRのプロモーション動画を制作
最初の実験では、OSBRのコーポレートサイト向けに短いプロモーション動画を制作してみました。
今回はあえてシンプルな構成にして、追加のフレームワークやプラグインは使わず、Claude Opus 5.5だけで制作しました。
面白いのは、スクリーンショットや画面録画、参考動画などを一切渡していないことです。
Claudeには、Webサイトのリポジトリにある既存の素材を使用し、サイトのデザインやブランドイメージに合わせて、指定した秒数の動画を作るよう指示しました。
動画には、OSBRの企業理念や事業内容を盛り込むようにお願いしています。
たった3回のプロンプト、約20分で完成
最初の生成結果は、正直「まあまあ」といったところでした。
一部の要素が重なっていたり、アニメーションのテンポが不自然だったりと、改善の余地がありました。
そこで2回目のプロンプトでは、要素が重なっている問題を伝えて修正を依頼。
すると、予想以上にクオリティが改善されました。
3回目は、主にアニメーションのテンポや細かい部分を調整しただけです。
結果として、わずか3回のプロンプトと約20分で、かなり満足できるプロモーション動画が完成しました。
残念ながら、最初のバージョンが見つからなかったため、ビフォーアフターをお見せすることはできませんが、こちらが最終的な動画です。
もちろん完璧ではありませんが、これだけ短時間で制作できたことには驚きました。
実験②:Hyperframeを使ってBungkus MCの動画を制作
2つ目の実験では、AI動画制作をサポートするプラグイン「Hyperframe」を導入してみました。
現在、OSBRでは自社開発のプロジェクトひな形生成ツール「bungkus-cli」のアップデートを進めています。
その一環として、新しいプロダクト「Bungkus MC」向けにマスコットキャラクターも制作しました。
せっかくなので、このキャラクターを使ってプロモーション動画を作ってみることにしました。
今回も基本的な進め方は同じです。
スクリーンショットや画面録画、詳細な絵コンテは用意せず、Figmaで制作した既存のデザイン素材と、動画で紹介したい機能をClaudeに伝えただけです。
ちなみに、キャラクター自体はAI生成ではなく、私たちが手作業でデザインしたものです。
Hyperframeを使うと何が変わる?
実際に使ってみると、その違いにはかなり驚きました。
もちろん、Claude単体でも十分に良い動画を制作できますが、Hyperframeを組み合わせることで、アニメーションや動画表現の幅がさらに広がりました。
特に便利だと感じたのが、ローカルエディター機能です。
すべての修正をプロンプトで指示する必要がなく、必要に応じて自分で直接調整できます。
正直なところ、細かい位置調整などは、AIに何度も説明するより自分で動かした方が早い場合もあります。
完成までに何回プロンプトを入力したか正確には覚えていませんが、5回未満だったことは確かです。
ほぼプロンプトだけでここまで制作できたのは、かなり印象的でした。
まとめ
今回の実験を通して、Claude Opus 5.5の進化を改めて実感しました。
複雑なタスクでは引き続きFable 5を優先して使う場面もありますが、Opus 5.5も非常に魅力的な選択肢になってきています。
コーディングだけでなく、3Dモデリングや動画制作といったクリエイティブな領域でも高い性能を発揮しており、タスクによってはトークン消費量を抑えられる可能性もあります。
何より面白いのは、AIが単なるコーディングアシスタントではなく、クリエイティブ制作全体をサポートするツールへと進化していることです。
もちろん、AIがデザイナーや動画編集者に完全に取って代わるわけではありません。ブランディングやストーリー構成、クリエイティブディレクションなど、人間の判断が重要な部分はまだまだあります。
OSBRでは、AIにすべてを任せるのではなく、人間のクリエイティビティとAIを組み合わせることで、より効率的な制作ワークフローを模索しています。
たった3〜5回程度のプロンプトでここまで動画が作れるようになった今、これからどんなことができるようになるのか、ますます楽しみです。